エマ「だよねぇ、お昼寝はいつもしてるじゃない」
彼方「そう言うエマちゃんこそいつも食べてるでしょ~」
エマ「あ、そっかぁ」
しずく「ふふふ、2人は変わりませんね」
イチオシ
しずく「秋といえば芸術の秋、食欲の秋、そしてスポーツの秋です」
エマ「わぁ、なに食べようか」
彼方「えぇ~スポーツぅ~?ゴロゴロしてた~い」ゴロゴロ
しずく「たまには集中して絵を描いてみたり……」
しずく「体をたくさん動かしておいしい物をお腹いっぱい食べたら最高のお昼寝が出来ると思いませんか?」
彼方「おぉ~なるほど」
エマ「秋はおいしい物がいっぱいあるもんね、涼しくなってきたから体を動かすのにも最適だし」
エマ「絵、かぁ~そう言えばわたしあまり絵って描かないなぁ。美術の授業の時くらい?」
しずく「ではまずは芸術の秋から楽しみましょうか」
しずく「そうですね……どうしようかな」
彼方「ならば私がモデルになってあげよう」ゴロン
彼方「さぁ、存分に描きたまえ。─すやぁ」
エマ「彼方ちゃんを描けばいいんだね」
しずく「やられた……そうやって結局お昼寝するつもりじゃないですか」
しずく「─仕方ない、なら3人で交代してモデルをやりますか、まずは彼方さんから」
彼方「ゆっくり時間をかけて構わないよ~」
エマ「は~い」
しずく「まぁおとなしくしてくれていればいいか、彼方さん、そのまま動かないでくださいね」
エマ「……」ペタペタ
彼方「すやぁ……う~ん」ゴロン
しずく「あっ、動かないでって言ったのに」
エマ「少しくらい動くのはしょうがないでしょ」
しずく「ダメです、せっかくいい調子で描けていたのに」
しずく「─よいしょ」グイッ
彼方「う~ん」ゴロン
しずく「また?もう動かないでくださいよ」グイッ
彼方「む」ガシッ ギュウッ
しずく「きゃっ!?なにするんですか彼方さん!?」
しずく「う、動けない……!!」
エマ「おぉ~いいねいいね、そのままそのまま。しずくちゃんの事も描いてあげるからね」
しずく「私も描きたいのにぃ~~!!離してくださぁ~~い!!」
彼方「─あれぇ?どうしてしずくちゃんが一緒にいるの?」
しずく「彼方さんが動くから……離してくれないから……」プルプル
彼方「はい~?」
しずく「とぼけちゃってもう……」
エマ「見て見て~完成したよ~じゃーん」スッ
彼方「ほほーこれはこれは」
しずく「途中私が混ざったのにも関わらず自然に描けてる、すごい」
彼方「エマちゃんに絵の才能があったとはねぇ」
エマ「えへへ♪なんだか照れちゃうな」
しずく「私だってうまく描けていたのに……」
しずく「次はエマさんがモデルになってください」
エマ「わかったぁ」
彼方「お昼寝してしゃっきりさんになったから私も集中しちゃうよ~」
彼方「ほいほいほいっとぉ」ヘッ゚タペッタ
しずく「随分思い切りがいいですね、豪快な筆づかいです」
彼方「芸術は爆発って言うでしょ?集中して一気に描き上げるのさ」ペッタペッタ
彼方「─よし、出来た」
しずく「早っ!?もう完成ですか?」
エマ「わぁ、見せて見せて」
彼方「ふっ、とくとご覧あれ」スッ
エマ「なにこれ?大きな丸が2つ……?」
しずく「これのどこがエマさんなんですか」
彼方「ちゃんと描いたさ、エマちゃんの胸をね♪」
しずく「ちょっ!?////なに描いてるんですか!?」
エマ「やだ~彼方ちゃんのエッチ~」
彼方「特徴を的確に捉えてるでしょ」
しずく「確かにその通りですが……」
エマ「ちゃんと顔も描いて欲しかったかも」
しずく「お任せください、エマさんの顔は今私が描いていますから」ペタペタ
しずく「─ふぅ~」
しずく「やっと出来た……完成です」スッ
エマ「わぁ、すごい繊細。わたしこんなにキレイじゃないよ~♪」テレテレ
しずく「いえ、私はありのままのエマさんを描いただけですよ。エマさんはとてもおキレイです」
彼方「うむ、素晴らしい出来栄えだ。真面目なしずくちゃんらしいね」
彼方「どうだろう、これに私の作品を合わせれば」ガッタイ!!
しずく「うわっ!?やめてくださいよ!!」
エマ「あぁ、顔もあると違和感ないねぇ」
彼方「でしょ~?ここまで考えて描いたんだよ」ドヤァ
しずく「本当ですかそれ……?」
しずく「なんかもうオチが予想つくんですけど……ちゃんと描いてくださいね?」
彼方「任せたまえ~爆発爆発ぅ~」ペッタペッタ
エマ「ちゃんとかわいく描いてあげるね」ペタペタ
彼方「ふぅ、完成だ」
しずく「相変わらず早いですね……なんか怖い」
彼方「そうだね、自分の才能が怖いよ」
しずく「そういう意味じゃないんですけど」
エマ「わたしはもう少しかかるかな、待っててね」ペタペタ
しずく「お願いします、もう信じられるのはエマさんしかいません」
彼方「たまには集中して絵を描くってのもいいもんだね」
エマ「楽しかったね♪また絵を描いてみようかなぁ」
しずく「さて、次はスポーツの秋ですよ」
彼方「スポーツったって色々あるけど」
エマ「それならわたし、バドミントンやりたいなぁ」
しずく「いいですね、手軽に出来ていい運動になりそうです」
彼方「エマちゃんバドミントン得意だもんねぇ、お手柔らかに頼むよ」
エマ「うん、皆で楽しくやろうね」
しずく「ではさっそくユニホームに着換えますか」
彼方「そこまでしなくてもいいのに」
エマ「しずくちゃんらしいね~」
エマ「しずくちゃんかわいい~よく似合ってるよ♪」
しずく「えへへ……♪そうですかぁ?」ニヤニヤ
彼方「ありゃりゃ、引き締まった表情が途端に緩んで」
しずく「い、いいじゃないですか別に////」
彼方「うんうん、褒められて照れるしずくちゃんもかわいいぜ」
しずく「もう……////」
エマ「しずくちゃんじゃないけどユニホームを着ると雰囲気出るよね」
彼方「しかも3人でお揃いのポニーテール、なんだか新鮮だねぇ」
しずく「運動する時は纏めないと邪魔になりますからね」
エマ「わたし達普段あまり髪型を変えないからこういうのも面白いね~」
彼方「しずくちゃんとエマちゃんがやるといい、彼方ちゃんは審判をやろう」
しずく「またそうやって……審判するなら居眠りしないでくださいね」
しずく「エマさん、よろしくお願いします」
エマ「はーい、よろしくね」
彼方「それじゃ、しずくちゃんのサーブから試合開始~」
しずく「い、いきますっ。えいっ」スカッ
彼方「フォルト~」
しずく「むっ……え~いっ」スカッ
彼方「ダブルフォルト~」
エマ「しずくちゃん?大丈夫?」
彼方「もしかしてしずくちゃん、バドミントン苦手?」
しずく「いや、苦手なのは球技で……こんなはずでは……」
しずく「えいっ、えいっ、えいえいえ~~い!!」スカッスカッスカッスカッ
しずく「─ダメ……サーブが打てない」
彼方「こりゃ試合にならないね、─よっと」ストン
彼方「しずくちゃん慌てないで、闇雲にラケット振っても当たらないよ」ニギッ
しずく「ひゃっ?彼方さん?」
彼方「いいかい?シャトルに当てて飛ばすまで目を離しちゃダメだよ」
彼方「こうやって……ほい」パシッ
彼方「もう1回……ほい」パシッ
しずく「おぉ、なるほど」
彼方「こんな感じ、落ち着いて打ってみな」
しずく「わ、わかりました」
しずく「すぅ……ふぅ~」
しずく「よく見て、よく見て……えいっ」パシッ
しずく「や、やった!!サーブ出来た!!」
彼方「ね?出来たでしょ~?」
エマ「すごいよしずくちゃん、─えいっ」バシーンッ
しずく「きゃっ!?」
彼方「おう……せっかくサーブが成功したのに容赦なく打ち返すなんて鬼か君は」
エマ「ごめんね……つい体が反応して」
彼方「こりゃしずくちゃんひとりには荷が重いかな」
エマ「彼方ちゃんも一緒でいいよ~」
彼方「では2対1でいくとしよう」
しずく「待ってください、今プロの選手をイメージしてなりきります」
しずく「私はプロのバドミントン選手……私はプロのバドミントン選手……」ブツブツ
しずく「─よし、始めましょう!!」
彼方「それじゃ感覚を忘れない内にまたしずくちゃんからサーブを」
しずく「はい!!─ん~~あぁっ!!」パシッ
エマ「えいっ」バシッ
しずく「ポーウッ!!アーオッ!!」パシッ
彼方「なんじゃその掛け声……それってテニスじゃ……でも打ち返してる、すごい」
エマ「そっちにもいくよ~!!」バシーンッ
しずく「うわぁっ、強烈なスマッシュ」
彼方「む、─それっ」ペシッ
エマ「ひゃっ!?」
しずく「ネットに引っ掛けて手前に落とすなんて……」
彼方「むふふ~パワーだけじゃ勝てないんだぜ~」ドヤァ
しずく「くっ……!!サーブも速い……!!」
彼方「彼方ちゃんにお任せ!!」バシッ
エマ「それっ」バシーンッ
しずく「ポーウッ!!」バシッ
彼方「おぉ、しずくちゃんもやるね」
しずく「彼方さんの指導のおかげです」
彼方「よーし、このまま攻めるよ」
しずく「はいっ」
エマ「ふふふっ、面白くなってきたね~そうこなくちゃ♪」
しずく「はぁっ……!!はぁっ……!!」
彼方「ふぃ~あぁ疲れた~」
エマ「いい汗かいたねぇ」
しずく「本当……今日涼しいのに汗だくになっちゃった」
エマ「しずくちゃんは汗っかきだもんね」フキフキ
しずく「じ、自分で拭きますよ////」
彼方「彼方ちゃんも拭いたげる~」フキフキ
しずく「ちょ、彼方さんまで////ひゃぅっwそこ、くすぐったい~~w」
彼方「お次は食欲の秋かな」
しずく「そうですね、おいしい秋の味覚を満喫しましょう」
しずく「秋と言えば梨やぶどう、サンマに松茸などが旬ですね」
エマ「おいしい物たくさんあるね~♪─松茸とか食べた事ないなぁ」
彼方「私も、1度食べてみたいんだけど中々手が届かなくてねぇ」
しずく「それなら松茸狩りにでも行きますか?」
しずく「毎年秋になると父が所有する山に取りに行ってるんです」
エマ「へぇ~すごいねぇしずくちゃんのお父さん」
彼方「山を所有してるなんて大したもんだ」
しずく「今度のお休みに3人で行きましょう、父には私から話しておきますね」
エマ「楽しみだねぇ~♪」
彼方「遥ちゃんにもお土産に持って帰ってあげよう、むふふ~♪」
しずく「おはようございます」
彼方「ふあぁ~眠い……随分朝早くから始めるんだねぇ」
しずく「松茸は早朝の方が見つけやすいので」
エマ「う~ん、少し肌寒いけど空気が澄んでて気持ちいいね~」
しずく「はい、行楽の秋とも言いますし山登りも兼ねて松茸狩りを楽しみましょう」
彼方「こんな大きな山の中から松茸を探すのか~」
しずく「大丈夫、松茸の生えてる場所は目星が付いてます」
彼方「ほっ、それなら安心だ」
エマ「頼りにしてるねしずくちゃん」
しずく「この辺りですかね」
エマ「松茸はどこかな~」キョロキョロ
しずく「エマさん、足下ではなくて上を見るんですよ」
エマ「上?」
しずく「松茸はカサが茶色くて上から見てもわかりにくいんです」
しずく「下から見るとカサの内側が白く見えるので見つけやすいんです」
彼方「へぇ、そんなコツがねぇ」
彼方「─お、あれかな?」
しずく「そうそう、こんな感じに探してみてください」
彼方「おぉ~こりゃ大物だ、おいしそうだねぇ」
しずく「1つ見つけられれば近くにもっとあるかもしれません、よく探してみてください」
エマ「松茸っていい香りだね~」
エマ「くんくん……くんくんくん……」
彼方「エマちゃん、なにしてるの?」
エマ「松茸の香りを辿れば……」
エマ「─あ、ほらほらあったよ」
彼方「ほほう、そんな探し方が。随分鼻が利くもんだ」
しずく「トリュフの探し方と一緒ですね……」
しずく「こんなものですかね」
エマ「い~っぱい取れたね~」
彼方「ほとんどエマちゃんが見つけてくれて楽ちんだったよ」
彼方「これだけの松茸……売ったらいくらになるのかなぁうへへ」
エマ「売っちゃダメ!!3人で食べるの!!」
彼方「冗談だよ~ははは」
しずく「では麓に戻りましょう、ここへ来た時に泊まる別荘があります。台所もありますから料理も出来ますよ」
彼方「料理なら彼方ちゃんにお任せあれ♪松茸料理は初めてだけどね」
エマ「彼方ちゃんの腕なら信用出来るよ、楽しみ~」
エマ「あの日言った旬の食べ物だね、どれもおいしそう♪」
彼方「まずは王道の七輪焼きから、ついでにサンマも一緒に焼こう」
彼方「2人は外で火の番を頼むよ。彼方ちゃんは『アレ』を作ってるから」
しずく「わかりました」
エマ「『アレ』ってなんだろうね」
エマ「くんくんくん……はぁ~いい匂い~」ダラ~
しずく「ちょ、よだれ!!松茸にかかっちゃいますよ」
エマ「あはは、ごめんごめん」ジュルリ
エマ「まだ焼けないの?」
しずく「ん~そろそろ食べ頃ですね」
彼方「ふぁ~いい香りがしてきたね」
しずく「彼方さん、そちらは大丈夫なんですか?」
彼方「うん、こっちも完成を待つのみとなったから最初に松茸から食べようか」
彼方「それじゃ」スッ
エマ「いただきま~す」パクッ
エマ「─んん~~これが松茸……!!ボーノぉ~~♡」モグモグ
彼方「─おほっ、高級なお味……こりゃたまらん♡」モグモグ
しずく「うん、今年の松茸もおいしいですね♡」モグモグ
彼方「こんなおいしい松茸を毎年食べてるなんて羨ましいよ」
エマ「もっと食べた~い」
しずく「まだたくさんありますからどんどん焼いていきましょう」
彼方「彼方ちゃんのとっておきもあるからほどほどにね~」
しずく「おや、この匂いは……」
エマ「ご飯?」
彼方「お~い、中へ入っておいで~」
彼方「─ほぉら松茸ご飯だよぉ」コトッ
エマ「うわぁおいしそ~♪すごい彼方ちゃん」
しずく「これを作ってたんですね」
彼方「サンマも焼けたね、一緒に食べよう」
エマ「松茸とサンマをおかずに松茸ご飯を食べる……!!」
しずく「これぞ最高の贅沢、ですね♪」
しずく「本当、彼方さんの料理はプロ並みですよね。まるで料亭の味です♪」
彼方「いやぁそれほどでもあるよ~」ニヤニヤ
彼方「─うん、我ながらうまい♪」
彼方「サンマも脂が乗っててふっくらジューシー、やっぱり魚は七輪で焼くのが1番だねぇ」
エマ「はぁ……幸せ♡わたし、日本に来てよかったよ~」
しずく「そうですね、日本には四季を通しておいしい物がたくさんあります」
彼方「こりゃあエマちゃんじゃなくても1年中食欲の季節になりそうだ」
エマ「彼方ちゃん、ご飯おかわり~」
しずく「あの……私もおかわりお願いします////」
彼方「いいよいいよ~私もおかわりしちゃうぜ~どんどん食べよ~」
エマ「─ん~~この梨甘~い♪」
彼方「ぶどうもおいしいねぇ、さっぱりしてて締めのデザートにぴったりだ」
しずく「あれだけ食べたのについつい手が伸びますね」
エマ「デザートは別腹」
彼方「なのだよ~」
しずく「あはは、食欲の秋も満喫出来ましたね」
エマ「はぁ~食べた食べた、ごちそうさまでした」
しずく「お腹いっぱいになりましたね、せっかく運動したのに太っちゃうかも」
彼方「なぁに、私達は若いんだから平気平気、その内痩せるよ」
彼方「─ふわあぁぁ~」
エマ「わぁ、大きなあくびだねぇ─ふわぁ~」
しずく「く……ふぁ……」
しずく「─もう、私も移っちゃいましたよ////」
エマ「かわいいあくびだねぇ」
彼方「段々眠くなってきただろぉ~?」
彼方「さぁ2人共、最後はお昼寝の秋を楽しもうじゃないか」
エマ「ふふふ、ずっと言ってたもんね~」
しずく「では寝室へ案内しますね」
彼方「レッツゴ~♪」
彼方「ほらほら2人も早くおいでよ~」
しずく「なにも3人で寝なくても、ベッドならまだありますよ」
彼方「わかってないねぇしずくちゃんは、お昼寝はひとりでするよりも皆でした方が楽しいんだよ」
彼方「ささ、苦しゅうない、近う寄れ」グイッ
しずく「きゃっ!?」ポフン
彼方「エマちゃんも近う寄れ」グイッ
エマ「あ~れ~」ポフン
彼方「両脇にしずくちゃんとエマちゃんを抱きかかえてお昼寝、最高の贅沢だねこりゃ」ムギュ~
しずく「く、苦しいですよ~」
エマ「こうやって3人で横になると妹弟達と寝ていたのを思い出すなぁ」
彼方「さぁ、3人で夢の世界へと行こ~」
しずく「─あれ?なぜ私が真ん中に……彼方さんもエマさんもくっつきすぎ……暑い……」
彼方「─しずくちゃん、かわいいよ~」ムギュ
エマ「大好きだよ~しずくちゃ~ん」ムギュ
しずく「ちょむぐっ!?な、なんですか2人共!!い、息が……!!」シロクロ
彼方「─ふわぁぁ~~いや~よく寝たぁ」ムクリ
エマ「う~~ん、気持ちよかったぁ」
エマ「─あれ?しずくちゃん起きてたんだ」
彼方「おはよう、なにやら顔が赤いけどどうしたのかな?」
しずく「いえ……なんでもありません////」
しずく(あの後頭を撫でられたりキスをされたなんてとても言えない……!!2人共本当に寝ていたのかな……?////)
彼方「しずくちゃんをぎゅ~っとしてなでなでする夢」
しずく「へっ!?////」
エマ「わたしの夢にもしずくちゃんが出たよ~」
エマ「わたし、夢の中でしずくちゃんにキスしちゃった♡」
しずく「ふえぇっ!?////」
彼方「おぉ、大胆だねぇエマちゃん」
しずく「あれ、寝ぼけてたんだ……」
エマ「しずくちゃんはどんな夢を見たの?」
しずく「私は……正直どんな夢を見たのかよく覚えていませんが」
しずく「彼方さんとエマさんとのお昼寝は、まさに夢のような時間でしたよ。ふふふ♪」
彼方・エマ「?」
しずく「さて、そろそろ帰りましょうか」
エマ「松茸にサンマ、梨にぶどう……秋の味覚はどれもおいしかったねぇ♪」
彼方「たまには集中して絵を描いたりスポーツをして体を動かすのも悪くなかったね」
彼方「遥ちゃんに松茸や果物のお土産も出来たし、満足満足♪」
しずく「はい、私も彼方さんとエマさんと秋を満喫出来て楽しかったです」
この時間に美味そうな飯の描写は堪える
スクフェス組すきだ
ありがとうございました
スクフェス組4コマ感あってかわいい