イチオシ記事

サウナをこよなく愛する「サウナー」が日々増えている昨今ですが、そのブームは静まるどころかさらに加速していくように感じられます。

「機会があればサウナに行ってみたいな」という人も多いのではないでしょうか?

実際にサウナで心身を癒すし「ととのう」ことができれば、サウナの良さがい一気に理解できるかと思いますが、できればどのよな効果があるのかを知ってから行くかどうかを決めたいと感じている人もいるでしょう。

サウナの効果は1つだけでなく、心身ともにポジティブな効果をもたらしてくれます。

疲労回復の代名詞とも言える「入浴や睡眠」などとも違った効果を得ることができるのです。

この記事では、そんな「サウナの効果と健康へのリスク」について解説していきたいと思います。

サウナの効果

サウナと言っても、実はその種類も温度などもかなり差があったりします。

また、サウナの入り方についても、ただサウナに入るだけでなく、サウナに入った後に水風呂に入り(もしくは水シャワーを浴びる)外気浴をすることでその効果を最大化させることができるのです。

それでは、サウナに入ることで得られる効果を具体的に挙げていきましょう。

①疲労回復効果が期待できる

サウナを体験すると、血流がかなり改善されます。

血流が良くなると、体内に溜まっている疲労物質である乳酸が血流によって流されていくので、必然的に疲労回復が促されていきます。

なんと日常生活での血流の約2倍程度まで血流がUPするとも言われているから驚きです。

例えば、1週間に1度のサウナ習慣を作ることで血流を定期的に改善することができるので、疲れが溜まりきる前にリフレッシュが可能となります。

サウナと入浴の疲労回復効果の違いは、その効果の数と温度の高さです。

サウナの疲労回復効果は、「温熱効果」によるものです。

これに対して、入浴は「温熱効果」や「浮力効果」「静水効果」という3つの疲労回復効果を得ることができます。

これだけ聞くと、「じゃあサウナよりも入浴の方が疲労回復効果は高いんだ」と思いますよね。

しかし、実際にはその「温熱効果の大きさ」がかなり違っているので、サウナの疲労回復効果が入浴よりも低いとは言い切れないわけです。

入浴は、人にもよりますがおよそ39℃~42℃程度ですよね。

これに対してサウナは、80℃~90℃(100℃程度の場合もあり)とかなり高温となっています。

体の温まり方は入浴の比ではなく、さらに全身が一気に温められるため、交感神経の働きが短時間で強まっていきます。

したがって、浮力効果や静水効果こそ得られないものの、温熱効果だけでも十分に疲労回復が期待できるのです。

②美肌効果を得ることができる

女性にとって何よりうれしい美肌効果もサウナで得ることが可能です。

自律神経の乱れによって、肌が荒れてしまっている人も多くいるはずです。

精神的なストレスや不規則な生活、自律神経失調症や更年期障害といった心身の疾患などによって自律神経は乱れてしまいます。

自律神経が乱れることによって血流が悪化し、結果的に肌に悪影響が及ぶのです。

前述した通り、80℃以上の高温サウナでは血流を通常時の約2倍にも上げてくれるので、結果的に美肌効果を引き出してくれます。

また、ロウリュウやミストサウナのような湿度を高くして入るサウナでは、ドライサウナよりも肌への刺激が少ないので、美肌効果をより引き出してくれます。

血流を改善させて新陳代謝を上げれば、肌の黒ずみの原因ともなるメラニンの排出がスムーズに行えるようになり、ターンオーバーも促進されます。

定期的にサウナで「ととのう」ことで、「以前よりも肌の調子が良くなった」という女性が増えてきているようです。

③老化の進行を遅らせる

長年サウナを習慣化している人たちは、みな一様に若々しい印象を受けます。

これは、前述した美肌効果によるところも大きいかと思いますが、「老化の進行を遅らせることができているから」という説もあります。

これはなぜかというと、サウナには「若返り遺伝子」著も呼ばれている「サーチュイン遺伝子」を活性化させる効果が期待できるからだと考えられています。

サーチュイン遺伝子を活性化させると、肌のたるみやシワ、シミといった老化の減少を最小限に食い止められるので、同年代の人よりも若く見えやすいのです。

また、後述しますが、サウナでととのうことでストレスが軽減されるという点も、若々しさを保てる要因と言えるでしょう。

④ストレスの軽減

サウナ→水風呂→外気浴という黄金の流れを3セットほど実践することで、「ととのう」ことができます。

この「ととのう」という感覚は、世の中の快感や幸福の中でもかなり上位だと言われている状態で、サウナ―が急増している最大の要因だと言えます。

日本という国の不安定さや仕事、プライベートなどでストレスを溜める人はかなり多いはずです。

そんなストレス大国である日本では、いかにストレスをコントロールするかが幸福度を決めるポイントとなります。

上手くストレスをコントロールできないと、負のスパイラルに陥り、精神を病んでしまうケースもあります。

しかし、定期的にサウナでととのうことによって、その都度リフレッシュでき、ポジティブな流れを作り出すことが可能となるのです。

世の中にリフレッシュの方法はたくさんありますが、サウナはその中でも特におすすめできる方法の1つなのです。

⑤安眠効果を得られる

サウナをこよなく愛するサウナ―にとってはあるあるなのですが、サウナに入った後しばらくすると、高い確率で睡魔が襲ってきます。

ととのった日の夜は、ぐっすりと安眠できるので、翌日を体も心もベストな状態で迎えることができるのです。

このサウナにおける安眠効果に対する研究はこれまでいくつも行われています。

プトコネン氏とエロマー氏が1976年に行った研究では、サウナに入った後2時間後には深い睡眠が70%以上増加し、6時間以内には45%増加したという結果が出ているのです。

これは、サウナに入ることで安心感や幸福感を感じるセロトニンの分泌が増加し、ストレスを感じた時などに分泌されるノルアドレナリンを減少させることが要因であると考えられています。

現代人は強いストレスやPCやスマホといったデジタル機器に触れる時間が長いことが原因となり、睡眠の質が大幅に低下しています。

睡眠不足や睡眠の質が低下すると、心身に多くの悪影響をもたらしてしまうので、安眠できる環境を作ることはとても重要となります。

例えば1ヶ月ずっと睡眠不足であったり、寝る間際までデジタルに触れていたりソファーで寝てしまうといったように睡眠の質が悪いと、確実に健康面でも精神面でも悪影響となるでしょう。

しかし、1週間に1度でもサウナに入り、安眠できる機会を作ることで、近年問題となっている「睡眠負債」をある程度改善することが可能となるのです。

⑥肩こりや首こり、腰痛などの症状を和らげてくれる

日本人の国民病とも言えるほど多くの人が悩まされているのが、「肩こり」ですよね。

他にも、首こりや腰痛なども同じように多くの人の悩みの種となっています。

サウナは、そんな肩こりや首こりや腰痛などの症状も和らげる効果が期待できます。

これも血流が改善されることで得られる効果で、緊張が和らぎ触った感触も明らかに柔らかくなることが認識できるはずです。

⑦免疫力が上がりやすい

タンパク質が免疫力UPに深くかかわっていることをご存じでしょうか?

細菌やウイルスといった菌を排除する「キラー細胞」を活性化させるには、タンパク質の存在が非常に重要となるのです。

サウナに入ると、熱が体の細胞にも伝わります。

このことでタンパク質が損傷し、新たに「ヒートショックプロテイン」という違うたんぱく質に生まれ変わるのです。

このヒートショックプロテインは、タンパク質の損傷を修復してくれるので、結果的に細胞を生成させ免疫力がUPしやすくなるのです。

サウナのリスクが怖いという人に知ってもらいたいこと

ここまでの解説でお分かりいただけたかと思いますが、サウナは様々なメリットを我々人間に与えてくれる優れた健康法です。

しかし、情報化社会となった現代では、多くのリスクに関わる情報も同時に目にすることになります。

サウナに関してもそれは同様で、サウナに入ることによって以下のようなリスク(デメリット)が生じるとも言われています。

心臓への負担が大きい?

サウナで気を付けなければならないのが「ヒートショック」です。

ヒートショックとは、急激な温度差によって血圧が大きく変化し、心臓や血管などに大きな負荷が掛かってしまうことです。

場合によっては心筋梗塞や脳梗塞といった重篤な症状を発症してしまうので、非常に危険度が高いのです。

実際にサウナの利用者がこういった症状に陥り、救急車で搬送されるという事例も多かったりします。

「やっぱりサウナは危険なんだな」

この事実だけを見ればそう感じるのは当たり前です。

しかし、実際には「正しくサウナを利用していない」ということが大きな原因であり、サウナ自体が正しく入っても危険なものというわけでは決してないのです。

脱水症状になってしまう?

サウナは低温であっても60℃~70℃、高温であれば80℃~100℃とかなり高い温度となります。

必然的にサウナに入ることで大量の汗をかき、体内の水分量は失われていきます。

この状態が一定時間続けば、どんな屈強な男性であっても脱水症状を起こし生命の危機に陥ってしまうでしょう。

脱水症状のリスクについても、前述した心臓への負担と同様に「間違ったサウナの入り方」をしてしまったことあg大きな原因であると言えます。

髪の毛や肌が乾燥してしまう?

サウナは非常に高温になるという特徴があると同時に、ドライサウナなどは髪や肌に強い刺激を与えてしまいます。

「サウナは薄毛の原因になる」なんていうことも言われたりもします。

まるでドライヤーの温風雨を紙に当て続けるようなものなので、ダメージを与えてしまうことは間違いありません。

サウナに入っている時間が長ければ長いほど、髪の毛や頭皮の水分は抜けていくので、そのダメージは大きくなってしまいます。

また、サウナに入ることで頭皮に詰まっていた汚れや角質が浮き上がってきます。

サウナ後にしっかりと洗い流さないと、そのまま汚れが酸化し、細菌が増殖してしまうのです。

要するに、長い時間頭皮や髪の毛がむき出しの状態でサウナに入り、出た後もしっかりと浮き上がった汚れなどを洗い流さなければ、頭皮や髪の毛にとって最悪の環境となるわけです。

サウナは薄毛の原因になるというのは、「正しい方法で利用していないならば」正解だと言えるのです。

正しく利用すればサウナのデメリットは大きくない

サウナは正しく行えば身体にとってポジティブな影響を与えてくれますし、間違った方法で入ればリスクが高まります。

これは例えば運動でも同じことが言えますし、お酒でも食事でも車の運転でも同じことが言えます。

何事も、正しく行うことがとても重要となります。


サウナで言うならば、以下のような正しい方法を実践するべきです。


  • サウナに入る前には水分補給をしっかりと行う
  • サウナに入る前に身体の表面の水滴を拭いておく
  • 飲酒をした後にサウナには入らない
  • 体調が悪い時にはサウナには入らない
  • サウナに長時間入らない(6分~12分程度がベスト)
  • サウナハットなどを被って入る

これらのポイントをしっかりと守ることで、メリットだけを得ることが可能となります。

まとめ

今回は、「サウナの効果と健康へのリスク」について解説してきました。

  • 疲労回復効果が期待できる
  • 美肌効果を得ることができる
  • 老化の進行を遅らせる
  • ストレスの軽減
  • 安眠効果を得られる
  • 肩こりや首こり、腰痛などの症状を和らげてくれる
  • 免疫力が上がりやすい

このように、サウナの効果はとても多いので、正しく入れば暮らしにポジティブな影響をもたらすはずです。

まだ本格的なサウナを経験したことがないという人は、ぜひととのってみてはいかがでしょうか?

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